一級(二級)と特殊の免許を持っていますが講習は1回ですか?

一級(二級)と特殊の免許を持っていますが講習は1回ですか? 複数級所持者の更新・失効講習回数を徹底解説

「小型船舶免許(ボート免許)で一級と特殊、または二級と特殊の両方を持っているが、更新講習や失効講習はそれぞれ2回受けなければならないのか?どうしたら良いかわからない!」

「船と水上オートバイの両方に乗れる免許を持っているが、講習の手続きを簡略化する方法はあるのか?」

小型船舶免許(ボート免許・水上バイク免許)の更新講習や失効再交付講習を控えた皆様へ。

小型船舶免許(ボート免許)には、モーターボートなどの「船」を操縦できる一級、二級などの免許と、水上オートバイ(マリンジェット・ジェットスキー等)を操縦できる特殊小型船舶操縦士免許の、大きく分けて2種類があります。

これら両方の資格を取得している場合、1枚の免許証の裏面や表面には「一級(または二級)と特殊」といった複数の級別が記載されます。このとき、「船の講習と特殊の講習で、合計2回の講習を受けなければならないのか」と疑問に感じるのは自然なことです。

結論から申し上げますと、更新講習や失効講習は1回で済みます。小型船舶免許(ボート免許)は、自動車免許のように、複数の資格を保持していても、手続きは非常にシンプルに統一されています。

この記事では、「どうしたら良いかわからない」という方に向けて、複数の級別を保持している場合の講習の回数、その理由を自動車免許との比較で分かりやすく解説し、スムーズな更新手続きのための鉄則について、詳細に、かつ分かりやすく解説します。

目次

  1. [1. 複数級所持者でも講習は「1回」で済む理由]
    • [1-1. 基本原則:1枚の免許に対して1回の講習]
    • [1-2. 資格の内容と同時更新の仕組み]
  2. [2. 自動車免許との比較:「1回で済む」を理解する]
    • [2-1. 自動車免許の例で理解する]
    • [2-2. 複数回受講の必要なし]
  3. [3. 複数級所持者の更新手続きで失敗しないためのポイント]
    • [ポイント1:1枚の免許証にすべての資格が記載されているか確認]
    • [ポイント2:旧免許証の回収と引き換えに新免許証が発行]
    • [ポイント3:失効状態でも1回の講習で全資格が同時に復活]
  4. [4. 免許の種類と複数取得時の関係比較表]
  5. [5. 「複数級所持者の更新・失効」に関するよくある質問(Q&A)]
    • [Q1. 一級ボート免許と特殊小型(水上バイク)免許を別の時期に取得しました。有効期限は別々ですか?]
    • [Q2. 水上バイク(特殊)に乗る予定がない場合、一級だけ更新して特殊を捨てることはできますか?]
    • [Q3. 一級と特殊の両方を持っていますが、講習費用や印紙代は2倍になりますか?]
  6. [6. まとめ:複数資格でも講習は「1回」でOK]

1. 複数級所持者でも講習は「1回」で済む理由

小型船舶免許(ボート免許)は、複数の級別を保持している場合でも、1枚の免許証に統合されており、そのことが講習回数をシンプルにしています。

1-1. 基本原則:1枚の免許に対して1回の講習

小型船舶免許(ボート免許)は、一級と特殊、あるいは二級と特殊など、複数の資格が記載されている免許証をお持ちの場合も、更新講習や失効講習は1回で済みます。

簡潔な定義

簡単に言いますと、一枚の免許に対して1回の講習だと思ってください。この1回の講習を受けることで、その免許証に記載されているすべての級別(一級、二級、特殊など)の有効期間が、同時に5年間更新または復活されます。

1-2. 資格の内容と同時更新の仕組み

一級と特殊、二級と特殊など記載されている免許お持ちの方は、船を乗ることもできます(一級・二級)そして水上オートバイも乗ることができます(特殊)。

この場合も、両方の資格を同時に維持するための講習は、まとめて1回で完了します。

2. 自動車免許との比較:「1回で済む」を理解する

小型船舶免許(ボート免許)のこの簡潔なルールは、自動車免許の仕組みと似ています。

2-1. 自動車免許の例で理解する

自動車免許だと非常にわかりやすいかと思います。

例えば、自動車普通免許を持って、なおかつ自動2輪も持っていた場合、更新講習は1回で済みます。

共通の仕組み

小型船舶免許(ボート免許)も同じように考えていただければ間違いはないです。普通免許も自動二輪も、同じ「運転免許証」という1枚のカードに記載されており、その更新は1回の手続きと1回の講習で済むのと同じ原理です。

2-2. 複数回受講の必要なし

「一級、特殊など、別々に講習が必要なのではないか」という心配は無用です。1回の講習と1回の身体検査で、全ての資格の有効性が同時に確認されます。

3. 複数級所持者の更新手続きで失敗しないためのポイント

受講時の混乱を防ぎ、確実に手続きを終えるための要点をまとめました。

ポイント1:1枚の免許証にすべての資格が記載されているか確認

過去にステップアップで取得された場合、現在手元にある小型船舶操縦免許証に「一級(または二級)」と「特殊」の両方が正しく印字されているかご確認ください。

ポイント2:旧免許証の回収と引き換えに新免許証が発行

更新・失効申請を行うと、現在お持ちの免許証と引き換えに、両方の資格が継続して記載された新しい免許証が1枚発行されます。

ポイント3:失効状態でも1回の講習で全資格が同時に復活

万が一、有効期限が切れて「失効」してしまっている場合でも、「失効再交付講習」を1回受講するだけで、一級(二級)と特殊の全資格がまとめて同時に復活します。

4. 免許の種類と複数取得時の関係比較表

保持資格パターン操縦できる対象必要となる講習回数発行される免許証枚数
一級 + 特殊大型ボート・ヨット + 水上バイク1回1枚
二級 + 特殊プレジャーボート・釣船 + 水上バイク1回1枚
一級(または二級)のみボート類のみ(水上バイク不可)1回1枚
特殊のみ水上バイクのみ(ボート不可)1回1枚

5. 「複数級所持者の更新・失効」に関するよくある質問(Q&A)

Q1. 一級ボート免許と特殊小型(水上バイク)免許を別の時期に取得しました。有効期限は別々ですか?

A. いいえ、有効期限は統一されます。

後から新しい級を取得(ステップアップや追加取得)した際、免許証が統合され、新しい有効期限(発行から5年間)が全体に適用されます。そのため更新時期も1つにまとまります。

Q2. 水上バイク(特殊)に乗る予定がない場合、一級だけ更新して特殊を捨てることはできますか?

A. 1回の講習で両方まとめて更新されるため、あえて片方だけ捨てる事は出来ません。

受講費用や手続きの手間は変わらないため、1回の講習で両方の権利をそのまま維持します。

Q3. 一級と特殊の両方を持っていますが、講習費用や印紙代は2倍になりますか?

A. 2倍にはなりません。1枚の免許証に対する一括申請となります。

受講料や身体検査料、印紙代などの諸費用は、1種類の資格を更新する場合とほぼ同額(1枚分)で完了します。

6. まとめ:複数資格でも講習は「1回」でOK

一級(二級)と特殊の免許を持っていますが講習は1回ですか? 複数級所持者の更新・失効講習回数に関する重要ポイントのまとめです。

  • 講習回数:小型船舶免許(ボート免許)に一級と特殊/二級と特殊など記載されている免許お持ちの方は、更新講習や失効講習は1回で済みます。
  • 理由:簡単に言いますと、一枚の免許に対して1回の講習だと思ってください。
  • 自動車免許との共通点:自動車普通免許と自動2輪の両方を持っていても更新講習は1回で済むように、ボート免許も同じように考えていただければ間違いはないです。
  • 「どうしたら良いかわからない」を避けるために:1回の講習で全ての資格を同時に更新・失効復活させることができます。

記事全体のまとめ

小型船舶免許(ボート免許)で複数の級別(船と特殊)を保持している場合でも、更新・失効講習はわずか1回で完了します。これは、受講者の利便性を最優先した手続きの簡素化であり、自動車免許と同じように、1枚の免許証に集約された資格は、1回の講習でまとめて維持されます。

記事作成:ボート免許更新センター